1. 潤滑剤を、想像の2倍使う
これが最も効きます。肛門と直腸の粘膜は自分では濡れないので、潤滑剤が足りなければ必ず摩擦が起きます。「これくらいで足りるだろう」という量では、ほぼ足りていません。
選ぶなら、アナル用の粘度が高くて長持ちするものです。膣用の水性でも使えますが乾きが早いので、途中で足す前提で用意してください。「乾いてきたかな」と感じた時には、すでに摩擦が始まっています。
道具を使う場合は素材との相性に注意が必要です。シリコン製の道具にシリコンベースの潤滑剤を使うと表面が変質します。詳しくはおもちゃのページに書いています。
2. 止められる状態を作る
2番目に効くのが、これです。痛かったら止まると分かっている状態では、内側の括約筋がほどけます。逆に「途中で止められない」と感じていると、体は締まったままになります。
止める合図を先に決めておく、今日はどこまでかを先に決めておく、やめた場合にどうするかを決めておく。この3つで、実際に締まり方が変わります。気持ちの問題ではなく、体の反応の話です。
一人で試す場合も同じで、「今日はここまで」と先に決めてから始めるほうが、結果的に進みます。
3. 時間をかける、太さを急がない
入口が受け入れるまでには時間がかかります。数十秒で判断すると「入らない」という結論になります。触れたまま待ち、締まったらまた待つ、を繰り返してください。
同じ日のうちに太さを上げようとするのも、痛みの原因になります。太さを上げる前に、その太さで力を抜いていられる時間を延ばすほうが先です。物足りないくらいで終えるのが、結果的にいちばん早い進み方です。
4. 体勢を変えてみる
直腸はまっすぐな管ではなく、少し前に向かってから曲がります。角度が合っていないと奥で当たり、それが痛みになります。
痛みが「入口」ではなく「奥」で出ている場合は、体勢を変えるだけで消えることがあります。角度を浅くする、膝の位置を変えるなど、いくつか試す価値があります。
5. 日を選ぶ
下痢気味の日、便秘が続いている日、疲れている日、痔の症状がある日は避けてください。粘膜が弱っている状態では、同じ進め方でも痛みが出ます。
痔がある場合は、まず肛門科で相談してください。治療中や痛みがある間は、避けたほうが安全です。
効かない方法
よく見かけるものの、おすすめできないものもあります。
- 痛み止めを飲む/痛みは進めすぎの合図なので、消すと限界を超えても気づけません。
- お酒で緊張をほぐす/同じ理由で危険です。
- 麻酔成分入りのジェル/感覚が鈍るため、傷めても気づけません。市販されていますが、初めての段階で使うものではありません。
- 一度無理に広げて慣れさせる/逆効果です。体は次からもっと強く締まります。
共通しているのは、痛みという合図を消してしまう点です。合図を消せば痛くはなくなりますが、傷めるリスクは上がります。
条件を揃えた状態を、一度知っておく
ここまでの条件を全部そろえるのは、一人だと案外難しいものです。とくに「止められる状態」は、相手が待てるかどうかに左右されます。
当サイトの初回0円体験では、この条件を整えた状態で確かめられます。潤滑剤の量も、進める速さも、こちらが合わせます。痛みが出た時点で中止でき、料金は0円のままです。一度、痛くない状態を体が知っておくと、その後が楽になります。
よくある質問
麻酔ジェルを使えば痛くないですか。
痛くは感じにくくなりますが、傷めても気づけなくなります。痛みは進めすぎの合図なので、消すのではなく出さないようにするほうが安全です。
どの潤滑剤がいいですか。
アナル用の粘度が高く長持ちするものが向いています。シリコン製の道具を使う場合は、シリコンベースではなく水性を選んでください。
奥が痛いのですが、これは何ですか。
角度が合っていない可能性があります。体勢を変えると消えることがあります。痛みが続く場合や出血がある場合は中止し、受診してください。
何回やれば痛くなくなりますか。
回数ではなく条件で決まります。条件が揃わないまま回数を重ねても、痛みは減りません。